農薬情報>殺菌剤



特長
種類名 インピルフルキサム水和剤
有効成分 インピルフルキサム・・・37.0%
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 劇物
安全性 製品安全データシート住友化学(株)へのリンク)
有効年限 5年
包装 125mL×40
作用機構分類 FRAC 7(C2)[インピルフルキサム]
  • 幅広い病害に優れた防除効果を示すSDHI殺菌剤です。
  • 浸達性、浸透移行性を有します。
  • 多くの作物で収穫前日まで使用が可能です。

カナメフロアブルの製品ページへ
(製造・販売元 住友化学(株)へのリンク)

適用病害と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 インピルフルキサムを含む農薬の総使用回数
麦類(小麦を除く) 赤さび病 4000〜8000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 60〜150L/10a 4回以内(但し、根雪前は2回以内、根雪後は2回以内)
うどんこ病 4000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 60〜150L/10a 4回以内(但し、根雪前は2回以内、根雪後は2回以内)
雪腐小粒菌核病 2000〜4000倍 散布 根雪前 2回以内 60〜150L/10a 4回以内(但し、根雪前は2回以内、根雪後は2回以内)
小麦 赤さび病 4000〜8000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 60〜150L/10a 5回以内(但し、種子への処理は1回以内、根雪前の散布は2回以内、根雪後の散布は2回以内)
うどんこ病 4000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 60〜150L/10a 5回以内(但し、種子への処理は1回以内、根雪前の散布は2回以内、根雪後の散布は2回以内)
雪腐小粒菌核病 2000〜4000倍 散布 根雪前 2回以内 60〜150L/10a 5回以内(但し、種子への処理は1回以内、根雪前の散布は2回以内、根雪後の散布は2回以内)
ばれいしょ 黒あざ病 400〜1000倍 種いも瞬間浸漬 植付前 1回 - 4回以内(但し、種いもへの処理は1回以内、植付後は3回以内)
夏疫病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種いもへの処理は1回以内、植付後は3回以内)
にんじん 斑点病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
たまねぎ 灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色腐敗病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
小菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
ねぎ 黒腐菌核病 4000倍 株元散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
黒斑病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
さび病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
白絹病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
白絹病 4000〜8000倍 株元散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
葉枯病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
豆類(種実、ただし、あずき、そらまめ、だいず、らっかせいを除く) 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
あずき 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
さび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
そらまめ 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
さび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
だいず 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
白絹病 4000倍 株元散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
豆類(未成熟、ただし、さやえんどう、未成熟そらまめを除く) 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
さやえんどう うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
さび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
未成熟そらまめ 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
さび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
きゅうり うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
トマト うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
すすかび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
葉かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
斑点病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
褐色輪紋病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
ミニトマト うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
すすかび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
葉かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
斑点病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
褐色輪紋病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
ブロッコリー 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
黒すす病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
結球あぶらな科葉菜類(はくさい、キャベツを除く) 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
キャベツ 株腐病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
はくさい 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
尻腐病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
レタス類 菌核病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
すそ枯病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
いちご うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
かんきつ 黒点病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
そうか病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰色かび病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
なし 赤星病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒星病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒斑病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
胴枯病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
輪紋病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
りんご 赤星病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
褐斑病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒星病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒点病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
すす点病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
すす斑病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
斑点落葉病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
モニリア病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
おうとう 灰星病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
もも うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
褐さび病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒星病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰星病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ネクタリン 灰星病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
小粒核果類 黒星病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
すす斑病(うめ) 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰星病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ぶどう うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
褐斑病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒とう病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
さび病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰色かび病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
かき うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰色かび病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
落葉病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
きく 白さび病 4000〜8000倍 散布 発病初期 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
チューリップ 葉腐病 100〜200倍 15分間球根浸漬 植付前 1回 - 1回
皮腐病 100〜200倍 15分間球根浸漬 植付前 1回 - 1回
りんどう 黒斑病 4000倍 散布 発病初期 3回以内 100〜300L/10a 3回以内

製品ちらし 「総合版」「りんご版」「なし版」「葉菜版」「ねぎ版@」「ねぎ版A
カナメフロアブルの技術資料
住友化学(株)へのリンク)

使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用前によく振ってから使用する。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法にあわせ調節する。
  • 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布する。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用・保管上の注意
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。かかった場合3日間は給桑しない。
  • 医薬用外劇物。取扱いには十分注意する。
    誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。
    本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。
  • 使用の際は防護マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。
    作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをする。
  • 施設内で使用する場合、窓等を開放し十分に換気してから施設内に立ち入る。
  • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
  • 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
  • 直射日光をさけ、食品と区別して、鍵のかかるなるべく低温な場所に密栓して保管する。
製造・販売: 住友化学(株)